『
和菓子wagasi−東京のお菓子・菓子パンを歩く」
御成通りにある自家製天然酵母パンの人気店。
個人的にはあんパン、ラスク、スコーン、クロワッサン、ライバケットがとても好き。
とりわけ“あんパン”。全粒粉を使ったあんパンとしてベスト。
なにしろ“こしあんぱん”が好きになったきっかけのひとつです。
そうなの 全粒粉モノって粒あんが多いのだ。傾向としてわかるけど。
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あんパン
で、ここのあんパン。当日中に食べた方が絶対おいしい。
天然酵母発酵の全粒粉パン生地なので翌日は焼き直したいかんじ、が その際どうしたってあんの味が変わる。
焼き直しがイイあんこものもあるけど、これはフレッシュなほうがおいしい。
冷凍も試したけど、やはりいまひとつでした。
焼き上がりが昼過ぎ(12時半頃)なので予約が確実かも。
上左から カレンツとナッツ、ベーコン、バゲット、レーズンパン
こぶりのクロワッサンのコツコツした食感が好き。
基本的にフツーのクロワッサンに興味がないんだけど
これは見るからにタダモノでなく。ひと目見て買いたくなった。
で、予想に違わない“ぎゅっ”と詰まった食感とバター臭が気にならないのが気に入りました。
サイズも良い。
(ちなみに(読売)受講生の皆さんに味わって欲しく勝手に予約したが好評で安堵♪)
あと2年前の夏に食べたカレーパンが悩殺的に美味しかった。
季節モノで週末限定だったので2回しか食べたことないけど。
スコーンは平日はプレーンのみ。これも全粒粉がイイ感じ
シナモンペーストが香ばしい甘さの〈ラスク〉もボリボリんの歯ごたえがクセになる。
ラスクはサクサクより“ボリッボリッ”。堅ければ堅いほど好き。
いろいろなパンで作っているので食べる楽しさが増します。

ラスク、チーズ、あんずの食パン、黒みつパン
以下は少し前にKIBIYAべーカリーについて簡単に紹介した文。
読売文化の担当講座で教材用に書いた資料の一部です。
自著だけど(一応、講座主催者に気を使って)全文掲載は控えます。
参考なるだろうか。
『天然酵母と無農薬国産小麦で焼く人気パン店。
1948(昭和23)年創業のパン屋「タカラヤ」が小町通りから現在の御成通りに移転した際、天然酵母パン工房(店主の娘さんによる)となり、
2004年、現在のKIBIYAベーカリーに引き継がれた。
パン屋の多い鎌倉にあってその人気はベスト3に入るほど。週末は小さな店内が大混雑。
手抜かりのない素材選びには定評があり、保存料添加物は一切使わないのだそう。
自家製天然酵母、無農薬国産小麦粉、石臼挽き全粒粉、ライ麦粉に天然塩と浄水で焼き上げる。
ベーシックなパンは卵・バター(油脂類)・牛乳を使わず多くはどっしりとしたハード系で天然酵母独特のほのかな酸味と粉の旨みが堪能できる。
午前中並ぶ品の中でオススメは小ぶりの〈クロワッサン〉。
四つ葉バターと全粒粉を用いコツコツした歯ごたえは他では味わえない。
全粒粉パンが苦手、あるいはクロワッサン好きでなくとも満足できる。
ハード系では〈カレンツとナッツ〉〈生あんずのパン〉〈チーズパン〉も良い。
大小サイズが選べるのもうれしい。
また1948年から続く黒みつパンはみっちりとした蒸しパン風。ハード系苦手な方にもオススメ……』
この時の
ルート地図は
こちら。
KIBIYAのほか長嶋家、美鈴など各ポイントの写真付きです。
表示に数秒かかるけど拡大するとなかなか楽しいのでご覧下さい。
上左から ライバケット ライバゲット、スコーンプレーン、スコーンレーズン
ワタシが始めて訪れたのは「タカラヤ」屋号だった頃。
まだ天然酵母パンが珍しかったのでわざわざ出かけてスープランチ食べたのだ。
ウインドサーフィンを早めに切り上げた土曜の午後のことでした。
KIBIYAベーカリー
鎌倉市御成町5-34 水曜日 10時〜 最寄り駅 JR・江ノ電 鎌倉駅西口
0467-22-1862
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posted by あんころりん at 13:12| 東京 ☔|
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