
↑今が季節の「青楓」玄関まわりなど涼やかになります。
青楓の季節です。
茶道裏千家でも「青楓」は七月の銘に使われます。
楓というと秋の紅葉を思い浮かべる方が多いのでしょうか。

↑菓子器の中の「青楓」、御菓子は「天の川」琥珀(こはく)製(錦玉)です
詳しくは本日の御菓子の御銘「天の川」を見てね
でも和のさまざまな様子に取り入れられる「青楓」
それを思うといつも
かつては夏の季節のなかで
さぞかし「惹きたった」存在だったのだろうと
シンプルで清清しい
江戸の頃の空気感みたいなものを想像します。
若葉の信じられないほどの豊富な緑の中で
真っ青な空のもと
「青楓」の個性的な葉はきっと
人々の目を惹き、心を捉えたのだろうと。
また和菓子にも度々「青楓」は用いられます
↓こちらの飾りはこはく製の「青楓」

↑鶴屋吉信の七月の餅菓子「涼風餅」求肥餅に粒あんの御菓子。
青楓ってすごく
清清しい美しさに溢れています。