
↑江戸蕎麦「神田まつや」の手水鉢。神田須田町はすばらしい商家が五軒ある。
昨年認定をいただいた
「江戸ソバリエ」の今期の講座後,希望者のみの特別見学会(本当は地元の小学生のためなのに)に参加した。
休日だった「海の日」の朝、
かの「神田まつや」の若主人による、蕎麦の「水回しから蕎麦切り」までの全工程をすべて見せていただける、
という千載一隅のチャンス!
これは何が何でも行かなくちゃ、です。

ご主人の小高さんは蕎麦打ちの名手として知られている。
こういうお蕎麦がいつも食べたい!
さてご存知ない方のために「神田まつや」さんについて。
明治17年創業、
江戸前の手打ちとちょっと濃いめの下町の味を継承した「納得のいくお値段」の
おいしいお蕎麦の名店。
江戸前の蕎麦では近くの藪蕎麦と並んで神田の双璧と言われてます。

↑お店のたてものは関東大震災2年後(大正十四年)に建築。
民家では数少ない、東京都の『歴史建造物』に指定されてます
粋で、江戸前の品の良さにあふれた店先は
あごがれの『江戸風の植栽』江戸前ガーデニング↑(です。

こんな坪庭と玄関前の似合う家に住みたい!
そして「似合う粋な年配の女性」になりたいものです。
かっこ良いなあ。
絽の和服や、たすき掛けでてきぱき働くひと。
江戸蕎麦や朝生(和)菓子に惹かれるのは粋な佇まいを感じるからです。

↑「神田まつや」の江戸蕎麦最高!おいしくて言うことなし。
江戸の町人文化(文化文政時代)は粋で「品性」があってしかも
歴史上、唯一「市民が完成させた」革新的文化です。
かっこいい〜!
※こちらの記事にも「まつや」についての
池波正太郎のエピソードがあるので、興味ある方、ご覧下さい
関口フランスパン本店のパン
メロンパンも良き頃のゆたかさと本物の味
コメントありがとうございます。
お蕎麦好きなんでしょうか。
良かったらまた見に来てください。
まつやのカレーそば、昔、よく食べました。
なかなか、渋いのが、まつやの鍋焼きうどん。連雀町は、いろいろとあって、いいですね。